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 大谷やダルビッシュといったメジャーリーガーが参戦し、メディアが煽りに煽ったおかげか、日本中がWBCで異様な盛り上がりを見せている(^^♪サッカーが盛んになったとは言え、日本はまだまだ野球の国だ。いつもなら春先は、プロ野球のオープン戦か選抜高校野球しかないが、今年は一流選手たちの真剣勝負が見られるのだ。ファンとしては注目しないわけにはいかない(^O^)
 東京プールはぜんぜん心配はしてなかったし、実際何の問題もなかった。本番は、マイアミのローンデポ・パークへ移ってから。ここからの相手は強い。準決勝の相手は、ナインのほぼ全員メジャーリーガーのメキシコ。佐々木朗希が4回にスリーランを浴びた。アメリカとの決勝がぜひ観たいのだが、逆転は可能だろうか?東京ドームで楽をしてきただけに、厳しい戦いに慣れていないのだ。試合展開をこのまま見守りたいと思う。
 話題は変わって、藤井聡太五冠のこと。彼の活躍もメディアを賑わしている。年度始めに予想した通り、六冠目を獲得した(^^♪こちらは、今年度の対局はすべて終了。五タイトルすべてを防衛し、新たに棋王戦も制して、羽生善治に続く史上二人目の六冠。全成績は53勝11敗、勝率8割2分2厘と6年連続で勝率8割を超えた。相も変わらず、尋常じゃない結果を残し続けている(^^;)
 が、個人的な見方ではあるが、悪手が増えたと思う。たとえば王将戦第四局の封じ手。藤井はどの棋士もが思いつくAIの最善手ではなく、次善の手を144分の大長考の末に打った。有利に進んできた局面が一気に逆転、そのまま押し切られてしまった。こんな藤井は初めて見た。他の棋戦でも、藤井の大事な場面での悪手をときどき見た。そういう意味では、人間らしくなったとは言える(^^♪なにしろ、これまでの活躍があまりに人間離れしていたものだったから(笑)にもかかわらず、8割超えの勝率を上げているのは、相手がそれ以上に疑問手・悪手を打つから(^^;)他の棋士とは、やはり総合力に差があるのだろう。
 が、トーナメント戦のような一発勝負ならともかく、番勝負に負けることはまったくイメージできない。来年度、4月5日からは名人戦七番勝負が始まる。ここはすんなり勝って七冠になるだろうと思う。問題は最後、王座のタイトル。今年度はトーナメント初戦で、苦手の大橋貴洸に屈した。もし勝ちあがり、挑戦者になれれば、来年度中の八冠制覇も現実のものになるのだが…。
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 さて、WBC。凡退続きだった村上がサヨナラ打!凄い試合だった。久しぶりに興奮した(^O^)にしても、吉田正尚は大したバッター(^^♪越の国の誇りだ。
 決勝戦の相手、アメリカもいつになくメンバーが充実している。昨年サイ・ヤング賞のバーランダーやア・リーグMVPのジャッジなどが不在で、まだベストメンバーとは言えないが、それでも強敵に違いない。対して日本は、これ以上ないメンバーだ(^^♪もう一試合、春から最高水準のゲームが観られることに感謝したい(^O^)